メダカの繁殖と遺伝とうんぬんかんぬん その2

メダカの繁殖と遺伝とうんぬんかんぬん その2

本日もご訪問ありがとうございます、いぶきです。

 


 
木曜日から日曜日まで更新が滞り、すみません!また今日から日々更新していきますので、宜しくお願いします!!

 

 
さて、本日のネタは、『メダカの繁殖と遺伝とうんぬんかんぬん』の第二回となります。

 


 
今日は、前回の『顕性と潜性』をもう少しかみ砕いてお話ししたいと思います。

 


 
先日の投稿の後、顕性と潜性があるというのは分かったけれども、結局それがどう繁殖と関わってくるのか分かりづらいというご意見を頂きました。

 


 
確かにその通り。

 


 
もう少し具体例を織り交ぜながら書いていきます。

 


 
まずは、顕性と潜性のおさらいから。

 


 
顕性:優先的に表面に現れる遺伝情報のこと。
潜性:顕性に比べて表面に現れにくい遺伝情報のこと。

 


でした。

 


 
顕性の特徴をもつメダカと潜性の特徴をもつメダカを交配した場合には、その子の代には全ての個体に対して顕性の特徴が現れます。

 


 
それでは、メダカの遺伝において、顕性と潜性の関係にあるものをいくつか挙げてみましょう。

 


 
【体色・色素】


黒(っぽいもの):顕性 ⇔ 赤(っぽいもの):潜性


色を持つもの(黄・白・黒・光沢):顕性 ⇔ アルビノ:潜性

 


 
【体型】


普通体型:顕性 ⇔ だるま体型:潜性


普通体型:顕性 ⇔ ヒレ長体型:潜性

 


 
これらの関係をもつメダカどうしを交配した場合、子の代では、それぞれ顕性の特徴が現れてきます。

 


 
ものすごく乱暴な言い方になりますが、『顕性と潜性 = 遺伝のしやすさのランク付け』と考えて頂いても構いません。

 


 
メダカを繁殖させる際、特に、新しいオリジナル品種の作出にチャレンジしてみる際、親メダカがもつ特徴には、受け継がれるかどうか、そのランク付けがあるということを覚えておいて頂ければと思います。

 


 
このことを踏まえて、第一回を読んで頂ければ、ちょっと分かりやすくなるかも知れません💦

 


 
明日は、第三回をお送りしようと思います。第三回では、顕性と顕性、潜性と潜性という関係をもつメダカどうしを交配した場合について書いていきますので、そちらもぜひチェックしてい頂ければ!!

 


 
それでは、また明日。 ※画像がほとんどなく、殺風景でごめんなさい🙇 

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