メダカの撮影

メダカの撮影

本日もご訪問ありがとうございます、いぶきです。





店舗へご来店頂いたお客様も、ありがとうございました。

 

 

梅雨の晴れ間・・・メダカには喜ばしいことなんですが、ヒトにとっては、うーん、不快!!湿度80%超えたところに気温29度、スタッフみんな頑張った一日でした。

 

さて、先日お話ししていた通り、今日は、撮影方法についてお話しします。何か参考になればと思います。

 

 

※あくまでも、ビギナーが簡易的にスマホで撮影するためのやり方です(笑)

 

 

まずは、撮影場所。

 

 

周りからの光があまり入らない場所をオススメします。その理由は後ほど。

 

 

ちなみに、筆者はハウス内に簡易的な撮影スタジオ(スタジオと呼べる代物ではないですが)を作ってから撮影を行います。

 

 

※ハウス内でやる理由は、撮影するメダカをすぐ採れるし、水温合わせをする手間が省けるから。です。

 

 

 

 

育成ハウスの奥に、ちょっとした資材保管スペースがあります。遮光・遮熱のビニールシートが貼ってあるので、暗い&比較的涼しいです。

 

 

 

 

そこをトロ舟で覆い、さらに暗くします。

 

 

 

 

撮影用のスポットライトを準備。

 

 

筆者はストロボを使用していません。何故か。それは、スマホ撮影だからです。

 

 

スマホのストロボでは、出力弱すぎて、被写体のメダカまで光が届かず、逆に全体的に暗めの写真に仕上がってしまうのです。

 

 

ゆくゆくは一眼でバシッと決まった写真を撮ろうと思いますが、スマホでも十分撮影できることが分かり、味を占めてしまったので、メモリアルなメダカが出てきたら一眼で撮影しましょうかね。

 

 

※上の画像、全体が明るくなっていますが、スマホの自動補正で明るくなっているだけです。ISO感度と露出が相当高めになっています。

 

 

 

 

実際はこれくらい真っ暗です。

 

 

上見はこんな感じで斜め上から照明を当てて撮影します。

 

 

斜め上から光を当てることで水面での反射をある程度抑えることが出来ます。それと、照明が斜め上にあることで、撮影の邪魔になりません。

 

 

 

 

横見撮影はこんな感じ。

 

 

今度は照明を真上から当てます。必要に応じて照明を2灯用いる場合もあります。

 

 

次に、明るい場所で撮影した写真と、暗いところで撮影した写真を見比べてみましょう。

 

明るいところ ①

 


詳細な設定なし。AUTOモードで撮影。

 

 

 

水面の反射がすごいですね。これではとても皆さまにお届けできません。

 

撮影でお悩みの皆さまの多くは、これに頭を抱えていらっしゃるのではないでしょうか。

 

では、この水面の反射が消えるようにカメラの設定をして明るいところで撮影してみます。

 

 

明るいところ ②

 


露出を最小値まで下げ、ISO100・シャッタースピード500で撮影しました。

 

 

 

ある程度、水面の反射を消すことが出来ましたが、それでも、まだ若干の反射があります。

 

 

また、露出を下げたことにより、自動補正が働いて、メダカの色が本来の色彩よりも赤く写ってしまいました。これでは、本来の姿をお届けしているとは言えませんし、これを出したら一種の詐称ですね。

 

 

 

では最後に暗いところで撮った写真を。

 

 

 

 

水面の反射はゼロです。それが無い分、メダカのエッジをよりはっきりと写すことが出来ています。

 

 

本来の色彩を表現するために、ISO感度とシャッタースピードは調整していますが、他の値は無調整です。

 

 


このようなやり方で、試行錯誤をしながら、メダカ本来の魅力がしっかりと伝わるような写真を撮影することを心掛けています。

 

 

そんなわけで、今日は現物販売メダカの撮影でした。明日、公開予定です!!お楽しみに!!

ブログに戻る